新型コロナで小池都知事が緊急会見(全文1)この難局を共に乗り越えたい
今週末のK-1は無観客試合に
今週に入りましてから陽性の患者さんは増えております。おとといが16名でした。そして昨日が17名で、今日が41名ということで、この3日間で合わせまして74名ということになります。また本日、感染が判明された患者さんの中には、現時点で感染の経路が不明な方、10名以上含まれているところでございます。感染者の爆発的な増加、いわゆるオーバーシュートと呼ばれていますが、これを防ぐためには都民の皆さまのご協力が何よりも重要でございます。お1人お1人、危機意識を持って行動していただけますように、あらためてお願いを申し上げます。 先般、23日の時点で、新たな対応方針を発表させていただいたわけでございますけれども、そのときに皆さま方には引き続き、このように3つの密、換気の悪い密閉空間、多くの人の密集する場所、近距離での密接した会話、これら3つの密を避けていただく、そのような行動をお取りいただきたいと存じます。これを「NO!! 3密」と呼んでおります。また、屋外、屋内を問わず、イベント等への参加についてもお控えいただきたいと存じます。 そして、最近注目されておりました埼玉で行われたK-1でございますけれども、これについては多くの批判もあったわけでございます。感染拡大防止の観点からいかがなものかということでございます。そして同じくこのK-1ですけれども、今週末、3月28日の土曜日、後楽園ホールで開催が予定されておりまして、こちらについては、このイベントの実行委員会に対しまして、3月24日から都といたしまして、この現下の感染拡大の状況を踏まえて、主催者として開催についてあらためてご検討いただくように要請をしてきたところでございます。 そして本日、夕刻でございますが、2回目の協議を行いまして、そして先ほど、このK-1の実行委員会のほうから都に対しましてご連絡をいただきました。それは感染の拡大を防止する都の要請の趣旨に沿うということで、無観客試合で対応をしていただけるということで、前向きな、このようなご連絡をいただいたところでございます。ご協力に対しまして感謝申し上げます。