ベガルタ仙台キャンプ前に結団式 浦和の武田英寿選手 町田の荒木駿太選手など即戦力も合流 いざ昇格へ!
ベガルタ仙台は1月10日から沖縄県でスタートするキャンプを前に、期待の新戦力が意気込みを語りました。 8日に行われたベガルタ仙台の結団式。昨シーズンは昇格プレーオフ決勝まで進みましたが、J1へあと一歩届かず。その悔しさを味わった選手も多く残る中、今シーズンの抱負を語りました。 郷家友太選手 「去年のプレーオフの悔しい思いを忘れず、地元仙台、宮城のために全力で戦います。1年間よろしくお願いします」 結団式の後に行われたのは新入団選手の記者会見。 森山佳郎監督 「今シーズン11名の新しい選手たちを迎えることができました」 今年も新人選手が多く加入。中央大学から湯谷杏吏選手や全国高校サッカー選手権にも出場した日章学園高校から南創太選手、帝京長岡高校から安野匠選手、下部組織から昇格した横山颯太選手など、未来を見据えた補強にも力を入れています。 湯谷杏吏選手 「プレーオフを画面越しに見ていて本当に悔しい思いをしたので、今年は必ずJ1昇格に向けて頑張りますので、応援よろしくお願いします」 横山颯太選手 「アカデミー選手に夢や希望を与えられるような選手になるために、自分が最大限の力でチームに貢献できるように頑張りたいと思います」 さらに即戦力の選手も多く加入。J1昇格を果たした岡山からベガルタ下部組織出身のゴールキーパー堀田大暉選手や、J1名古屋からディフェンダー井上詩音選手などが加わりました。注目なのが、J1浦和から加入した仙台市出身の武田英寿選手です。武田は左足から繰り出される精密なキックが武器。セットプレーのキッカーとしても期待されています。 J1浦和から加入 武田英寿選手(Q入団の理由について) 「両親だったり親戚、身近な人たちがいる仙台でプレーできることは幸せなことだと感じた。それが頑張れる要因だと思ったので選んだ」 チーム得点王の中島選手が抜けたフォワードには強靭なフィジカルが武器のグスタボ選手や宮崎選手などが加入。そして新たな得点源として期待されるのはJ1町田から完全移籍の荒木駿太選手です。荒木選手は豊富な運動量と、裏への抜け出しが武器の25歳。町田の中心選手として活躍し、おととしは町田のJ2優勝に貢献しました。 J1町田から加入 荒木駿太選手 「個人としての目標は二桁ゴールを取りたい。チームとしては、J2優勝してJ1昇格します」 新戦力とともに今年こそJ1昇格へ。10日、沖縄県に出発し、キャンプをスタートさせます。 森山佳郎監督 「ここからは遠慮することなく自分をアピールして、武器を尖らせたメンバーたちが生き生きとピッチ内で躍動するサッカーをしたい。今年こそは何としてもみんなで力を合わせてJ1に昇格したいなと思っていますので、熱い熱いご支援、ご声援、よろしくお願いします」
仙台放送