初の合同レク大会で親睦深める 奄美市老人クラブ連合会 84人が白熱ゲーム
奄美市老人クラブ連合会(俵久子会長、65単老)が主催する、単老会長・女性委員・若手委員合同レクリエーション大会が27日、鹿児島県同市住用町の奄美体験交流館で初めて開催された。名瀬、笠利、住用の3地区から24単老計84人が参加。楽しく体を動かしながら、和気あいあいと親睦を深めた。 同老連は2024年度、名瀬支部に設置されていた若手・女性委員会を住用支部に移動。会員らが健康づくりやつながりを広げる場をつくろうと、同支部若手委員の実和則さん(54)が中心となりイベントを企画した。 初めに奄美市消費生活センターによる消費者トラブル防止の講話があり、詐欺電話などへの対策を周知。健康体操と脳トレでは、参加者らが手足を動かして体と頭をほぐした。 レクリエーションは単老ごとや複数の単老の合同など計15チーム(5人編成)で対戦。握力測定、ディスクゴルフ、ターゲットリング、グラウンド・ゴルフの4種目があり、参加者らが白熱したゲームを繰り広げた。 同老連の俵会長(72)は「人が集まって楽しむことに意義がある。皆さん和気あいあいとして笑顔がすてきだった」、実さんは「人生100年時代。先輩方に元気で長生きしてもらうことが地域の活性化にもつながる。親睦を深める機会として、今後も年1回は開催したい」と話した。