評論家・山田五郎 がん公表後、初めて報道陣前に登場 しっかりとした口ぶりで講評
日テレNEWS NNN
ステージ4の原発不明がんであることを明かした評論家の山田五郎さん(65)が公表後、初めて報道陣の前に登場しました。 【画像】「パチンコ玉をぶちまけたみたいにがんができていて」山田五郎さんが原発不明がんを公表 15日に都内で行われたのは『種田山頭火賞』の授賞式です。この賞は、自分の理想を求め信念を貫いた俳人・種田山頭火のような人に贈られるもので、2024年はタレントの伊集院光さん(56)が選ばれました。 賞の選考委員を務める山田さんは、授賞式で「この度、僭越(せんえつ)ながら選考委員を務めさせていただきました、山田五郎でございます」と挨拶。 山田さんは10月4日、自身のYouTubeチャンネルで、「ぎっくりじゃなくて、がんだったんですよ。がんが骨に転移していて、腰椎が圧迫骨折を起こしてたんですよ。全部の検査やって(発生した場所が)わからないって言うんで“原発不明がん”っていう。しばらく前から抗がん剤治療をやってるという状況なんですよ」と、原発不明がんで現在闘病中であることを明かしていました。 報道陣の前に登場するのはこの日が、がん公表後初となった山田さん。しっかりとした口ぶりで「私の中でのポイントは“飄々(ひょうひょう)”という言葉ですね。伊集院さんの場合は、芸能界という世俗中の世俗の中にあってですね。なおかつ飄々としているんですよ。世俗中の世俗の中でも飄々と洒脱(しゃだつ)に生きているということで、今回伊集院光さんを種田山頭火賞に選ばせていただいた次第でございます」と選考のポイントを明かしました。 授賞式後、伊集院さんは山田さんの様子を聞かれると、「相変わらず山田さんでしたよ。山田さんと話すとキリがないんですけど、とにかく知識をずっと僕に教えてくれないと困りますから、元気を取り戻してくださいねという話は、(さっき)していました」と口にしました。 (10月15日放送『news every.』より)