「まず話をして、性格も含め、いろんなことを分かった上で」巨人・松本哲也コーチ 今季は1軍で外野守備兼走塁担当
◇プロ野球・巨人 秋季練習(5日、ジャイアンツ球場) 今季から1軍の外野守備兼走塁を担当することになった巨人の松本哲也コーチ。「日本一には届かなかったので、なんとか力になりたいと思います」などと意気込みを語りました。 【一覧】巨人1軍のコーチングスタッフ 秋季練習の第1クールでは選手とコミュニケーションを積極的にとる場面がよく見られた松本コーチ。「2年離れて選手のことがわからない部分もあるんで、まず話をして、性格も含め、いろんなことを分かった上で、練習して指導できたらと思っています」と語りました。 松本コーチは育成選手として2006年のドラフトで指名されるも、翌07年には支配下契約を勝ち取ります。09年には育成出身選手として初めて新人王とゴールデングラブ賞を獲得するなど、守備力の高さに定評があり、若手外野手の守備力の底上げに期待がかかります。 「守備は大事な部分では絶対ある。守れないと、試合でもなかなか使うというか、信頼を得ることはできないので、信頼を得て試合に出られるようにしたい」と語り、「外野手の若い選手が増えてきてますし、その選手が力をつけることでチーム力は上がると思うので、その若い選手たちをレギュラーにと思ってやっていきたいと思います」と続けました。