【アユ女子】今夏は10県19河川を制覇!全力で駆け抜けた2023年”アユな夏”
盛期、夏を彩るアユ!
風薫る新緑の季節。7月半ばになるとアユ釣りも盛期を迎える。同時に、私の遠征釣行も本番に突入!今年はどこの川に行こうかと、頭を悩ませる日々が続く。 まず向かったのは「滋賀県安曇川」。アユの多さに驚き!針を引っ手繰るような、琵琶湖産アユの当たりに感激!安曇川は安定した釣果が出ており、シーズンを通して絶好調が続いていたようだ。多くの釣り人が楽しい時間を過ごしたことだろう。やっぱり安曇川は凄い! 昨年、初釣行だった「岐阜県高原川」では今シーズン初の大鮎との出会いがあった。相変わらず美しい川とアユのコンディションに癒される。兎に角、今年の高原アユは良型揃いで、昨年とはまた違った高原川の顔を見ることができ、川のポテンシャルの高さを再確認することができた。 8月に入ると、いよいよ待ちに待った「夏休み」。今年の夏は台風が少なかったものの、何と夏休みど真ん中に直撃。この台風には多くのアユ釣り師が翻弄されたことと思うが、実は私もその1人であった。台風から逃げるように、およそ800km車を走らせ一路高知へ。向かったのは私のアユ釣りの故郷でもある「安田川」であった。今年の安田アユはいつにも増してパワフルで、8月半ばのタイミングで25~27cmと言う大鮎も登場!何より、変わらぬ景色と仲間達に迎えられ、共に竿を並べられた時間が最高の瞬間となった。 高知には何度も足を運んでいるが、初釣行となった「鏡川」では息を呑むような景色が広がり、まだまだ見たことがない景色があるものだと感心したのは記憶に新しい。清流での釣りはアユのコンディションも抜群!ぜひお勧めしたい河川である。 そのまま高知県から大移動。向かったのは富山県だ。ここでは思わぬ好調河川との出会いがあり、憧れのポイントで釣りをすることが叶った。富山県で最初に訪れたのは「庄川」。穴場感満載のポイントは貸切状態で、海産の天然遡上アユの入れ掛かりを楽しむことが出来た。お次は、常々行きたいと願っていた「神通川」。空港前のポイントで川を横切る飛行機を眺めながらの大鮎入れ掛かり!全体力を使い切った、そのくらいフルパワーで楽しむことができた、何とも清々しい釣行となった。 毎年の事ながらアユの夏は駆け足で過ぎ去っていく。最終週は友人の全国大会の観戦で聖地・岐阜県長良川へ!感動を体いっぱい感じつつ、歓喜の中で私の「夏休み」も幕を閉じた。猛暑に、そしてゲリラ豪雨と気まぐれな空模様に右往左往した8月であったが、全国各地のアユ達は今年も元気に川を輝かせていた。