「南くんが恋人!?」未知数の結末に注目集まる
そうして第7話では切なくも幸福なひとときが描かれたが、気になるのが最終回。本作の岡田惠和が脚本を手掛け、ちよみの父親役として登場している武田真治が高橋由美子と共演した1994年版のドラマ「南くんの恋人」(男女逆転)では、小さくなったちよみ(高橋)が悲しい結末を迎えたが、今回はどうなるのか。次週の筋書きは、南くんの父・晴幸が昔お世話になった大学の先生に南くんのことを話し、調べてもらおうと提案。その思いを汲んだ南くんがその検査を受ける……とある。これまでの展開も、小さくなった南くんがちよみの家族や晴幸の前に姿を現すエピソードは1994年版と大きく異なるため、結末は未知数。SNS上では「ハッピーエンド」を切望する声が叫ばれているが果たして……?
なお、事前に公開されていた南くんの“ファッションショー”のビジュアルは、ちよみが南くんの衣服のデザインを考えていたときの妄想だった。妄想といえば、南くんが晴幸と晩酌していた際に、酔った時のちよみは怖そうだと想像を膨らませる場面があり、「なんだよ、その綺麗な横顔」「むかつくんだけど! 顔が綺麗で」「でかいのになんで座高が一緒なわけ?」と南くんに絡むちよみの姿が笑いを誘っていた。
ちなみに、カラオケのシーンではちよみの高校バスケ部のコーチ・山高(光石研)が偶然、ちよみの胸ポケットに入る南くんを目撃。ひとしきり驚いたのち、かつてちよみに「(もしも小さい人間が存在したら)裸で逆立ちして校庭を10周してやる」と豪語していたのを思い浮かべたのか、慌てて逆立ちの練習をし始め「約束守ろうとしてるw」「無駄に律儀」「けなげw」「コーチがんばれw」と視聴者をほっこりさせていた。(石川友里恵)