（ブルームバーグ）： 米ビデオ会議サービスのズーム・ビデオ・コミュニケーションズが示した５－７月（第２四半期）売上高見通しは市場予想並みだった。生産性に関連する幅広いツール提供に取り組んでいるが、ビジネス顧客をまだ呼び込めていないことが示唆された。

20日の発表資料によれば、５－７月期売上高は約11億5000万ドル（約1800億円）の見通し。一部項目を除いた１株利益は約1.21ドルを見込む。ブルームバーグ集計データによると、アナリスト予想平均は1.24ドル。

ズームの株価は通常取引後の時間外取引でほぼ横ばい。年初来ではこの日の通常取引終了までに11％下げている。

２－４月（第１四半期）売上高は3.2％増の11億4000万ドル。アナリスト予想平均は11億3000万ドルだった。一部項目を除いた１株利益は1.35ドル。予想平均は1.19ドル。

過去12カ月の支出が10万ドルを超えた企業顧客数は3883で、アナリスト予想平均の3966を下回った。

原題：Zoom Projects Lackluster Sales on Stagnant Customer Growth (1)（抜粋）

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