奇妙なルールの「家の中」だけで育てられた子どもたち。ヨルゴス・ランティモス監督『籠の中の乙女』が4Kレストア版で蘇る
ヨルゴス・ランティモス監督の映画『籠の中の乙女 4Kレストア版』が2025年1月24日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で公開。ポスタービジュアルと予告編が到着した。 【動画】予告編を見る 2009年に公開された『籠の中の乙女』は、『哀れなるものたち』『憐れみの3章』『女王陛下のお気に入り』などで知られるヨルゴス・ランティモス監督の『カンヌ国際映画祭』デビュー作。外の世界がいかに恐ろしいかを信じ込ませ、「家の中」だけで育てられてきた子どもたちが青年期に達し、両親の想像を超えた行動を取り始めるというあらすじだ。R18+。 4Kレストア版としてのリバイバル上映にあたってポスターや予告編を一新。ランティモス監督は同作について「私が描きたかったのは、人の心を操作しようとすること、自分の意のままに何かを信じ込ませようとすることが、相手をどこまで極端に走らせてしまうかということです」と語っている。