3シーズン連続20ゴール以上のラウタロがまだ“6ゴール” インテルの絶対的エースに目覚めの一撃は生まれるか
今夜のミランとのスーペルコッパ・イタリアーナ決勝で得点は生まれるか
2021-22シーズンは21ゴール、2022-23シーズンも21ゴール、そして昨季は24ゴールと、3シーズン連続でセリエA20点以上を奪ってきたインテルFWラウタロ・マルティネス。 現在のセリエAで最強の点取り屋と呼べる選手だが、今季はなかなかペースが上がらない。ここまでリーグ戦で6ゴール、チャンピオンズリーグで1ゴールの成績だ。最悪と言うほどの数字ではないが、近年のラウタロから考えれば鈍いペースであることは間違いない。 インテルは現在サウジアラビアで行われているスーペルコッパ・イタリアーナに参戦しており、6日にはライバルであるミランとの決勝が行われる。ここでラウタロに目覚めの一撃は生まれるだろうか。伊『Gazzetta dello Sport』によると、ラウタロにも苦い思いはあるようで、ゴールを決められない時は他の部分でチームに貢献できるよう努めていると語っている。 「このような瞬間を経験したことはあるけど、これは困難なものだ。シーズン当初は休みがほとんどなく、思うように準備できなかった。でも今は調子が戻ってきているし、落ち着いている。他のチームメイトも得点を決めてくれているしね。得点できなかった時は常にどこか別の部分で貢献しようとしているよ」 今回対戦するミランは決して良い状態とは言えないが、インテルは昨年10月の対戦でミランに敗れている。こうしたゲームでこそエース・ラウタロの一撃が欲しいところだが、後半戦へ弾みとなる一撃は生まれるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部