大谷翔平と4本差に…怪物ジャッジが4戦連発の57号3ラン! ヤンキース追い上げ及ばずも「最後まで諦めなかった」
怪物が再び量産態勢だ。 現地9月25日、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジは、本拠地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「3番・中堅」として先発出場し、4試合連続の57号3ランを含む4打数2安打3打点、1四球と活躍。本塁打数でメジャー全体トップを独走しており、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平にも4本差をつけている。 【動画】ジャッジの4試合連続となる57号3ラン! 強烈な一発が飛び出したのは、4対9と5点を追う9回1死一、三塁の第5打席だ。ここで5番手右腕マット・ボウマンと対峙すると、フルカウントから投じられた7球目のスイーパーを強振。これが左中間のブルペンに突き刺さる打球速度112.7マイル(約181.4キロ)、飛距離412フィート(約126メートル)の豪快アーチとなった。 これで今季142打点目に到達しているジャッジだが、シーズン140打点を超えたのは、2009年以来メジャー15年ぶりの快挙。地元放送局『YES Network』公式SNSの動画によると、試合後インタビューでジャッジは、「最後まで諦めない。スコアがどうであれ、ゲームが終わったと思うことはない」と試合終盤の追い上げを振り返っている。 さらに、「みんなタフだ。1年を通して僕らと戦ってきた素晴らしいチームと対戦している」と相手球団への敬意を表したジャッジ。「マジックナンバーが1だろうと5だろうと、決して楽な試合にはならない」と続け、「僕らは戦い続け、やるべきことをやり、明日につなげていくだけだ」と今後の戦いに向けても力を込めていた。 今季のレギュラーシーズンも残すところ4試合。前日に続き2年ぶり地区優勝が持ち越しとなったヤンキースだが、明日オリオールズとの3連戦ラストで決め切れるか。白熱した終盤の戦いからも目が離せない。 構成●THE DIGEST編集部
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