「幸福、長寿の巳年に」 那智大社が干支の色紙、和歌山
和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社が新年に向け、来年の干支(えと)「巳(み)」を描いた色紙の制作を進めている=写真。 【集まれデジタル住民 人気コスプレイヤーがPR、和歌山県那智勝浦町の記事はこちら】 男成洋三宮司(70)が那智の滝の前にある御幣に現れた、神の使いである白蛇などを描いて色紙に印刷。仕上げとして、1枚ずつ「福寿」という文字を揮毫(きごう)している。 男成宮司は「ヘビは七福神の一人である弁財天の化身であり、幸福や長寿をもたらすとされることから『福寿』とした。皆さんの幸福や長寿を願いながら書いている」と話していた。 色紙は今月中に1300枚制作し、12月上旬から1枚2千円で授与する予定。郵送もできる。 問い合わせは、熊野那智大社(0735・55・0321)へ。
紀伊民報