アップル、アメリカで最も経営が優れた企業に…マイクロソフトの5連覇を阻む(海外)
ドラッカー研究所が毎年発表する、アメリカで最も経営が優れた250社のランキングで、アップルがトップとなった。 【全画像をみる】アップル、アメリカで最も経営が優れた企業に…マイクロソフトの5連覇を阻む テック大手のエヌビディア、マイクロソフト、インテルがトップ10入りを果たした。 アップルは、革新性と財務パフォーマンスで特に上位にランクインした。 アップル(Apple)が、アメリカで最も経営が優れた企業の年間ランキングで1位の座を獲得した。同ランキングは、広く注目されている。 ティム・クック(Tim Cook)のアップルが、ドラッカー研究所(Drucker Institute)による「経営トップ250社」ランキングでマイクロソフト(Microsoft)を王座から降ろし、1位の座を獲得。マイクロソフトの連覇を4で止めた。 マイクロソフトは3位まで引きずり降ろされ、急成長中のチップ・メーカー、エヌビディア(Nvidia)が2位にランクインした。 インテル(Intel)が4位、アルファベット(Alphabet)が5位、アドビ(Adobe)が9位だった。 ランキングのトップ10に、テック系以外の企業は4社あった。マスターカード(Mastercard)が昨年の24位から5位にアップ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)が6位、プロクター・アンド・ギャンブル(Procter & Gamble)が7位、そしてタバコ大手のフィリップ・モリス・インターナショナル(Philip Morris International)が10位だった。 「経営トップ250社(Management Top 250)」ランキングは、ドラッカー研究所とウォールストリート・ジャーナルが、企業の有効性を測るために開発した。同ランキングは企業のパフォーマンスを、主要5項目で評価する。顧客満足度、従業員のエンゲージメントと能力開発、革新性、社会的責任、財務力だ。 全ランキングにはアメリカの660社が名を連ねている。いずれも株式がニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange)またはナスダック(NASDAQ)で取り引きされ、企業価値と注目度に関連する基準を満たす企業だ。 革新性におけるスコアが、アップルをランキングのトップへと押し上げる一因となった。スコアは99.9で、どの企業よりも高かった。トップ25の中で、革新性のスコアが90以上だったのは、アップル、マイクロソフト、アマゾン(Amazon)、ウォルマート(Walmart)だけだった。
Polly Thompson