「アブローラー」で鍛えた腹筋を武器にボディコンテストで活躍の43歳 「腹筋」を鍛えると腰痛予防にも!?
9月7日(土)、 高崎市文化会館にて『サマー・スタイル・アワード群馬予選』が開催され、安達雄二(あだち・ゆうじ / 43)さんがスタイリッシュガイ部門(※)マスターズクラス(37歳~)で優勝を果たした。さらに安達さんは同部門、身長170cm未満の選手で争われるショートクラスにも出場し、3位入賞。40代とは思えない若々しさで観客を魅了した。 (※)肩、胸の発達、背中、 腕、腹筋がしっかりと割れていることや太腿の発達が重視され、筋肉の各部位がバランスよくつき、絞れていることが審査基準となるカテゴリー 【写真】安達雄二さんの仕上がった肉体美
普段はフリーのトレーナーとして活動をする安達さん。コンテストへの出場は1年半前、フリーランスとして活動をする決意をしたことがきっかけだったという。 「それまではRIZAPというダイエットジムのトレーナーをしていたのですが、フリーランスとして独立をするにあたり、コンテスト出場を目指すお客様も含めて幅広くサポートしたいと考えていました。より専門的なアドバイスができるよう、まずは自分が出場をして経験値を高めるため、コンテストへの出場を決めたのです。コンテストは昨シーズンから出場をしているのですが、ありがたいことに優勝も頂いて。今では楽しみの一つになっています」 腹筋の美しさが強みであるという安達さん。誰にも負けない部位とするため、今大会は腹筋周りをさらに強化したという。 「腹筋はアブローラーやサイドベントという側部を鍛えるトレーニングを中心に取り組んできました。腹筋を鍛えて美しいVシェイプを作りあげることも大きな目的なのですが、実は腹筋には他の効果もあって。腹筋が鍛えられると腹圧が高まりやすくなるため、トレーニングの質も上がるんです。さらに腹筋は腰痛予防にもなるため、一般の方にもおすすめなトレーニングなのです」 コンテスト出場者のトレーニング時間は1回につき1時間以上が大多数。しかし安達さんは40分程度で完遂させる、まさに短時間集中型であった。 「頻度は週5日ほど取り組んでいましたが、1回あたりの練習時間は40分程度と平均的に見ても短かかったと思います。というのも、トレーニングの時間が長いと私は集中力が切れてしまって。練習時間が短い分、セット間に設ける休憩時間は1分~1分半と短く設定し、高負荷なメニューで身体を作り込みました」 「トレーニングをすることで毎日が充実する」と笑顔で語る安達さんに、身体作りの魅力を伺った。