ANA国際線、旅客67万人 利用率79.5%=10月実績
ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)の2024年10月利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比10.6%増の67万5824人で8カ月連続で60万人を上回った。ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.5ポイント上昇し79.5%だった。 【写真】羽田のANA新スイートチェックイン 一方、国内線は旅客数が前年同月比8.3%増の358万6028人、搭乗率は4.7ポイント上昇し79.2%となった。 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは欧州方面の86.2%(前年同月比2.4ポイント低下)で、低かったのはアジア/オセアニア方面の76.9%(1.1ポイント上昇)だった。 旅客数は3方面すべてで前年を上回った。増加率が最も高かった欧州方面は30.7%増の6万5054人。増加率が最も低かったアジア/オセアニア方面は、8.1%増の40万6612人だった。 貨物の輸送実績は、国際が5万4006.1トン(2.9%増)、国内が2万1624.3トン(10.1%増)だった。
Yusuke KOHASE