DR30を乗り継ぎ、譲り受けたオーテック「すでに完成されているので、どこも手を入れずに動態保存を心がけています」
【R32スカイラインという存在 1992年式 日産 スカイライン オーテックバージョン】 【画像16枚】今では希少な1台となっているR32スカイライン オーテックバージョン。タイプMと同じデザインに見えるアルミホイールは、カラーだけでなくオフセットも異なる専用品。ブレーキは、GT-Rキャリパーに大径ピンホールローターの組み合わせとなる 取材車両のオーナーは、スカイライン好きの父親の影響もあり、免許を取得してから2台のDR30を乗り継いできた。そしてある日、父親がオーテックバージョンを新車で購入。しかし、すでにR32GT-Rを所有していた父親は「AT車が好きになれない」という理由から、あまり乗らなかったそうだ。そして、結婚して子供ができたオーナーは、維持費の掛かるDR30を売却して、オーテックバージョンを譲り受けることにしたという。 このような経緯でオーテックバージョンを引き継ぐことになったオーナーだが、「すでに完成されているので、どこも手を入れずに動態保存を心がけています」と話す。そして、「増車はあっても買い替えることはありません」と、誓いを立てた。 スカイライン オーテックバージョン(HNR32改) 全長×全幅×全高(㎜) 4580×1695×1360 ホイールベース(㎜) 2615 トレッド(㎜) 1465(前後とも) 車両重量(㎏) 1480 エンジン型式 RB26DE型 エンジン種類 直列6気筒DOHC 総排気量(cc) 2568 ボア×ストローク(㎜) 86.0×73.7 圧縮比10.5:1 最高出力(ps/rpm) 220/6800 最大トルク(㎏-m/rpm) 25.0/5200 変速比 1速2.785/2速1.545/3速1.000/ 4速0.694/後退2.272 最終減速比 4.375 ステアリング ラック&ピニオン サスペンション マルチリンク(前後とも) ブレーキ ベンチレーテッドディスク(前後とも) タイヤ 205/55R16(前後とも) 発売当時価格 418.8万円 初出:ハチマルヒーロー2017年1月号 vol.39 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部