個室じゃない子ども部屋の間取り。家族4人が全力で遊べて、将来の分割にも対応
2.室内遊具で公園みたいに遊べる
2つ目は、室内遊具で公園のように遊べることです。子ども部屋には、室内用の滑り台、ブランコ兼鉄棒、ミニバスケットリングなどを置いています。 そのため、雨の日や、外が暗くなってからでも遊べます。ほんの少しの時間でも、子どもの「もっと遊びたい!」をかなえることができ、親も子も大満足。
3.好きな遊びを好きな場所でできる
そして3つ目は、好きな遊びを好きな場所でできるということです。18畳もありますから、部屋の隅でおままごとをしたり、キッズテントでぬいぐるみのお世話をしたり。 筆者は子どもが2人いますが、1人がおままごとをして、もう1人が遊具で遊ぶこともあります。 それぞれが好きな遊びをして楽しんでいる姿を眺めていると、子ども部屋を大空間にしてよかったと思います。
子ども部屋を大空間にしてよかったこと3選【大人編】
次に、大人(親)にとって子ども部屋を、大空間にしてよかったと思うこと3選をご紹介。
1.全速力で走り回れる
1つ目は、子ども編と同じです。18畳あれば、大人も走り回れるのです。子どもたちと一緒に走って遊ぶこともあれば、夫婦でキャッチボールやサッカーをすることもあり、有効活用できています。 普段はあまり運動をする機会がありませんが、子ども部屋を使って軽い運動ができるため、広い空間が役立っています。
2.子どもが遊んでいる間、自分の時間をつくれる
2つ目は、子どもが遊んでいる間、自分の時間をつくれることです。 子ども部屋には、角張った家具や危険なものを置いていないため、安心して遊ばせることができます。子どもたちは、1人遊びや姉妹で遊ぶことが増えてきたため、遊ばせている間にパソコン作業をしたり、本を読んだりと自分の時間を過ごせます。 子どもの様子を見ながら、自分のやりたいこともでき、一石二鳥。もちろん、同じ空間にいるので、呼ばれたら遊びに参加できますし、ケンカが始まったらすぐに駆け寄ることも。
3.ゆっくりくつろげるセカンドリビングにもなる
そして3つ目は、セカンドリビングになるということです。筆者宅のリビングは1階で、子ども部屋は2階にあります。ときには、2階の子ども部屋で1日のほとんどを過ごす…なんてことも。 雨の日や、体調不良でお出かけができない休日ってありますよね。わが家では、そんなときのために、子ども部屋にさまざまなオモチャを置いています。 子どもたちはおなかがすかない限り、子ども部屋から出ようとはしません。気づけば長時間遊んでいます。 その間、大人(親)は思い思いに好きなことをしたり、仕事をしたり、一緒に遊んだり。小さなソファを置いているため、大人(親)もゆっくりとくつろいでいます。
将来は子どもの成長に合わせてフレキシブルに対応
まだ、2人の娘は幼いので、安全上3つのドアにはベビーゲートを取りつけています。しかし、これもわずかな期間でしょう。将来、子どもが自室を希望する年齢になったら、リフォームして仕切りとなる壁をつける予定です。 独立した3部屋の子ども部屋(各6畳)にすれば、思春期になってもプライバシーを守れるはずです。そして、子どもたちが巣立ったあとは、いつでも帰ってこられる場所として残しておきながら、妻の個室としても使う予定です。 子ども部屋をはじめから完成させるのではなく、必要に応じて変化させていける「余白」にしてよかったです。わが家にとって最高の遊び場です。
小山田まなぶ