サッカー史に残る世界のスーパースターが日本に集結! 来日予定のレジェンドが語った日本の注目選手
【レジェンドたちから見た日本サッカー】 今回、ワールドレジェンズのリーダーである元スペイン代表のミチェル・サルガド氏と、元フランス代表のロベール・ピレス氏が特別に日本のファンのためにインタビューに応じた。まずはレアル・マドリードで一時代を築いたサルガド氏が、来日への意気込みについて語る。 「横浜は2002年にルイス(・フィーゴ)、ジズー(ジネディーヌ・ジダン)、ロニー(ロナウド)たちと世界一(インターコンチネンタルカップ)になった場所だから縁を感じるよ。今回のメンバーは、全員が一度はW杯かチャンピオンズリーグ、ユーロを獲っている選手たち。要するに世界一になってる選手しかいない。世界一を獲ったことがある選手から、日本の子どもたちはたくさんのことを感じ取り、吸収してほしいね。 実は、いまだにみんなトレーニングを重ねているので動けるよ(笑)。体だけではなく、頭を使ったサッカーをお見せすることを約束する。誰もが、『絶対に負けたくない』と言っているので本気の試合を見せられるはずだ」 さらに、近年の日本サッカーの印象について聞くとこんな提言も送った。 「日本サッカーは年々強くなっているよ。W杯でもスペイン代表を倒したしね。その一方で、自国の競争力を上げていかないと、トーナメントで強豪国を破り、ベスト8の壁を破るのは難しいかもしれない。 注目している選手は、やはりタケ(久保建英)だね。マジョルカにいた時から、彼は必ずリーガに適応すると思っていた。子どもの頃、スペインに住んでいた時期があったことも大きい。厳しい競争に身を置き、時間をかけて自分の役割を完璧に見つけて、その価値をヨーロッパで証明して見せたよね」 同じく、フランス代表やアーセナルで、長髪をなびかせながら左サイドのアタッカーとして重要なピースを担ったロベール・ピレス氏は、日本サッカーについてこう語った。 「日本サッカーは、年々強くなっている印象を受ける。特にデフェンス面は強固で、大舞台でもあまり失点しなくなったよね。アーセナルに所属するトミ(冨安健洋)を中心として、しっかり守備から試合に入れているとポジティブに捉えているよ」