【8日は今季一番の冷え込みに】気温差が激しい時季に要注意「寒暖差疲労」とは 対策はお風呂とストレッチ
ABCテレビ
8日は寒い一日となりました。全国各地で最低気温を更新するなど、今季一番の冷え込みに。気温差が激しいこの季節、体調の変化には注意が必要です。7日には冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹いた近畿地方。8日は一層寒さが強まり、大阪市内の最低気温は9.7℃。今シーズン初めて一桁となりました。
つい4日前は夏日手前の24.2℃まで気温が上昇。それがうって変わって、師走並みの寒気が日本列島に流れ込み、7日から気温が急降下。その分、最高気温との差が大きく、体の不調を訴える人も少なくありません。実際に、街のクリニックを訪ねてみると… (西梅田シティクリニック・赤松敬之院長)「この時季、暑いときから急に寒くなったときに起こりやすい、“寒暖差疲労”を訴える方が増えてきている」
“寒暖差疲労”。一日の気温差が大きくなることで自律神経が乱れ、さまざまな症状を引き起こします。 (赤松院長)「具体的には頭痛や疲労感がとれない、うつ病で病院に通っている方が、ちょっと状況が悪化してしまう」 院長によると、厄介なのが風邪と症状が似ていること。そのため、放っておく人がほとんどだそうです。
(赤松院長) 「特に病気とはみなされないものの、すごくしんどい症状が出る。あまり甘く見ずにしっかり対策を」 ここ1~2年で訴える人が増えている“寒暖差疲労”。その対策は下記のようなことが挙げられます。 ・適度に外に出る ・首・肩までしっかり湯船につかる ・体温調節が可能な服装 ・筋肉をほぐすためストレッチ 9日も近畿地方は寒暖差が大きくなる予想で、体調を崩さないよう注意が必要です。