伊藤沙莉が18歳差婚発表…プロポーズで「嫁に来ないか」熱唱に感涙、昨年紅白前に婚姻届提出で司会専念
女優の伊藤沙莉(30)が4日、自身がパーソナリティーを務めるインターネットラジオ番組「saireek channel」で、交際を認めていた劇作家の蓬莱竜太氏(48)と結婚したことを発表した。 昨年のNHK連続テレビ小説「虎に翼」でヒロイン、大みそかの第75回NHK紅白歌合戦の司会も務めた売れっ子が、ついに年の差18歳のゴールインを報告した。伊藤はラジオで「籍を入れたのは昨年ギリギリ」と明かした。関係者によると、紅白に専念するため、リハーサル前にはすでに婚姻届を提出していたという。 交際時から同棲(どうせい)はしていたようで、プロポーズは蓬莱氏が自宅で行ったという。伊藤が仕事を終え、夜中に帰宅したところ、ジャケット姿の蓬莱氏から新沼謙治の「嫁に来ないか」を熱唱された。伊藤は「号泣してしまった。間奏に入ったところで、ひざまずいて指輪をもらった。『笑っている顔が本当に大好きなので、その笑顔をたくさん作っていく機会を、自分がたくさん生んでいく権利をください』と言ってもらった」と明かした。 2人は蓬莱氏が演出を務めた2021年の舞台「首切り王子と愚かな女」で、伊藤がヒロインを務めたことがきっかけで急接近し、交際に発展。22年4月に一部週刊誌で報道された。その際、伊藤は自身のツイッター(現X)を更新し、「彼から猛アプローチっていうのはwww お互いにってやつですよ。ひとまず、温かく見守っていただけると幸いです。#18歳差」と交際を認めていた。 〇…沙莉の実兄でお笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介(35)=写真=が自身のXを更新し、結婚を祝福した。沙莉はこの日、自身のXでも結婚を報告。俊介は、コメントこそ付けなかったが、投稿をリポストし祝った。俊介は元日も「身内が紅白出てるのはさすがに意味不明でした。どうやら緊張をしていたようですが天晴れ過ぎ」(原文ママ)と大役をたたえていた。 ◆伊藤 沙莉(いとう・さいり)1994年5月4日、千葉県生まれ。30歳。2003年に日本テレビ系ドラマ「14ヶ月~妻が子供に還っていく~」でデビュー。以後、子役として活躍し、06年「イヌゴエ 幸せの肉球」で映画初出演。07年「兎のダンス」で映画初主演。17年にはNHK「ひよっこ」に出演し話題に。20年に第57回ギャラクシー賞テレビ部門の個人賞を受賞。 ◆蓬莱 竜太(ほうらい・りゅうた)1976年1月7日、兵庫県生まれ。48歳。96年に舞台芸術学院演劇科本科を卒業。99年、西條義将らとともにモダンスイマーズを旗揚げ。09年「まほろば」で、演劇界の芥川賞ともいわれる岸田國士戯曲賞受賞。17年「母と惑星について、および自転する女たちの記録」で鶴屋南北戯曲賞受賞。19年「消えていくなら朝」でハヤカワ「悲劇喜劇」賞受賞。
報知新聞社