大雪ピークを越えるも10日夕方にかけて大気の不安定な状態が続く 被災地の1100世帯で一時停電
石川県内の雪は峠を越え、警報級の大雪のおそれはなくなりました。 ただ10日夕方にかけて大気の非常に不安定な状態が続くため、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。 【写真を見る】大雪ピークを越えるも10日夕方にかけて大気の不安定な状態が続く 被災地の1100世帯で一時停電 10日午前11時時点の各地の積雪は、白山河内で34センチ、加賀中津原で18センチ、珠洲で11センチ、金沢で3センチなどとなっています。 ■仮設住宅の住民「座っていたら体が動かなくなる」 珠洲市内の仮設住宅では、住民が朝から駐車場や通路の雪かきに追われました。 仮設住宅の住民「これくらいの雪なら私らもっとひどい所にいた時がある。じーっと座っていたら体が動かなくなる」 輪島市門前町では10日未明、およそ1100世帯が一時、停電しました。 住民「つかない。残念」「うちオール電化なので本当に不便。石油ストーブなんとかあるので助かっている」 停電は午前8時半までに復旧し、北陸電力送配電が原因を調べています。 11日午前6時までの24時間に降る雪の量は、加賀の平地で10センチ、山地で30センチ、能登の平地で5センチ、山地で10センチと予想されています。 夕方にかけて上空の寒気の影響が残るため、大気の非常に不安定な状態が続き、局地的に積乱雲が発達するでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
北陸放送