コベルコ建機が「ミニショベル2種」投入、掘削性向上
コベルコ建機は2・6トンと2・8トンクラスのミニショベルの新商品を10月に発売する。両機種ともに、アイドリング中にエンジン回転数を自動で低回転にするオートデセル機能をはじめ各種装備を充実させ、機能性と快適性の向上を実現した。 2・6トンクラス「SK26SR―7」は2・8トンクラスの従来機種がベースで、豊富なオプションを装備しても過積載にならず、法令を順守しながら3トンダンプで輸送できる。2・8トンクラス「同28SR―7」はエンジンの出力向上や作業時の安定性の改善により、掘削作業性を向上させた。消費税抜きの価格は561万4000円から。 オートデセル機能の標準搭載により、待機中の燃料消費量を抑えられる。エンジン始動時にパスワード入力を設定でき、盗難などの被害予防につなげられる。そのほか3・5インチのカラーモニターの標準装備や、エアコン吹き出し口の増設などインテリア装備も充実させた。 また、2022年10月に日本クレーン協会が制定した新規格に準拠した過負荷制限装置も搭載。警告灯の色が負荷率によって3色で変化し、周囲の作業者に過負荷領域を知らせる。