「日本が変わるには中国に攻め込んでいただくのがいいが...」「将来アメリカは日本を見捨てる」“革命家”外山恒一による「絶望的な日本政治」への提案
日本が変わるには戦争が一番のチャンス
「先ほども言ったとおり、日本の選挙制度には期待できない。かといって国民投票で首相を決めればいいというのもまた違う。そんなことをやれば橋下徹のようなTVタレント出身の愚かしいポピュリストが選ばれるだけで、現状よりもっとダメになります。 私はそもそも、無知蒙昧な連中にも平等に参政権を保障する選挙制度や民主主義そのものに反対してるんですけど、学力試験による『制限選挙制』を導入するなら選挙制度をギリギリ認めてもいい。 国語というか現代文のテストだけでいいんですよ。現国の能力って、相手の云ってることを誤読しない能力なんで、候補者たちはそういう人たちに向けて一所懸命、『ワンフレーズ』とかではなく多くの言葉を費やして自分の主張を訴えればいい。他の教科を入れると忙しい大人も『受験勉強』しなきゃいけなくなっちゃいますけど、現国ができる人は勉強しなくてもできますからね。 自動車運転免許の筆記試験みたいに投票免許センターで5年更新とかの投票資格試験を頻繁に実施して、それで100点取ったら100票、50点取ったら50票分の投票権、0点の人や試験を受けてない人も1票ということにすれば、『普通選挙制だ』と言い張れるんじゃないでしょうか。少なくとも、自衛隊の存在が違憲ではないという屁理屈がまかり通ってる日本であれば、これもまかり通るでしょうから、改憲の必要もない(笑)。 ともかく選挙では政治も社会も良い方向には行かない。しかし現状の変革を求める大きな社会運動が勃興してくる可能性も、しばらく日本では考えにくい。近隣諸国との関係がもっと悪化して、実際に日本が攻め込まれるぐらいの究極的な外圧による覚醒でもないかぎり、日本はこのままマズい方向にしか転がっていかないでしょう。 まあ近隣諸国との関係を悪化させることなら日本のポンコツ政治家たちも大変上手ですし、したがって『希望は戦争』しかないですよ」