新日本1・4メインの海野翔太をオーカーンが襲撃&痛烈批判「きれい事並べるからブーイングもらう」 子供手作りベルト破壊の暴挙も会場は一部支持?
「プロレス・新日本」(6日、大田区総合体育館) グレート-O-カーン(33)が10人タッグマッチで海野翔太(27)組と対戦し、10分50秒、エリミネーターからの体固めで本間朋晃からフォールを奪い、勝利した。試合後は、オーカーンが引き上げようとしていた海野を襲撃。海野ファンの子供が手作りしたベルトを強奪すると、真っ二つに破り去り、口にくわえる暴挙に出た。試合後は次期エース候補に対する痛烈批判を浴びせ「次は海野を処刑する」とターゲットに絞った。 【写真】かわいそうすぎる 子供手作りのベルトを破られて呆然とする海野翔太 東京ドーム大会2連戦が終わった“新春”に新たな抗争が勃発した。オーカーンが海野を襲撃し、ファンお手製のベルトも破壊。やりたい放題の暴挙に会場ではブーイングが飛ぶ一方、オーカーンを支持するような拍手も一部で発生するという異様な空気に包まれた。 海野は4日、年間最大マッチである1・4東京ドームのメインに初めて抜擢されたが、IWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.に力の差を見せつけられ、屈辱の黒星を喫していた。 オーカーンは「海野、さっきの(襲撃)で目は覚めたか?東京ドームのメインも、心のこもったプレゼントも(人から)与えられているだけじゃ家畜になるぞ。嫌われる覚悟もねえのに、きれい事を並べてっから、(1・4で)ブーイングをもらうんだよ」と痛烈に批判。「次は、何のベルトも何の成果もなく、東京ドームのメインイベントに立つ、海野翔太を処刑する」と宣言した。 オーカーンのインタビュー中に、海野がバックステージに乱入。乱闘となったが、返り討ちに遭って最後は踏みつけられた。はいつくばった次期エース候補は「おい、何をしたかわかってるのか?子供がどんな思いで(ベルトを)作ったと思ってんだ?人の気持ちも痛みもわからねえ大人にわからねえだろ」と激怒。「人にはいろんな思いがあって、家庭があって、そんなのがわからないで吐いた言葉が時には刃物になるんだよ。お前のしょうもない行動が人を傷つけることがあるんだよ!やっていいことと悪いことがある。それで何がレスラーだよ」と、目に涙をためて語った。