〈不動産投資の物件選び〉騒音・治安など“周辺環境”も超重要…現地調査で見るべき「要チェックポイント」【初心者向け/不動産鑑定士が解説】
空き室を内見してリフォーム費用を見積もる
浅井:今回は空室が1部屋あるので内見もしましょう。床が傾いていないか、ドアの建付けが悪くないか、雨漏りのシミがないかなどを確認してください。その際、リフォームについても考えましょう。 山田:リフォームの必要性と費用がいくらになりそうかを考えるんですね! 浅井:その通りです。内見同行サービス※6を利用すると正確な費用を見積もることができます。また、買主と売主のどちらがリフォームするのかも確認しましょう。原状回復の範囲は売主が行うことがほとんどですが、設備の追加は引き渡しを受けたあとに買主が行うことも多いです。 山田:内見時にどこを誰がリフォームするのか知っておくことが大切ですね。 浅井:できそうなところは、DIYすると費用を削減できます。リフォーム費用を引いた金額で購入を希望しましょう。 ※6:物件の現地調査へ行くときに、同行してもらうリフォーム会社のサービス。費用は会社によって異なる。 今回は2か所のリフォームで5万円程度! イラスト ©長野美里 浅井佐知子 不動産鑑定士/不動産投資コンサルタント ※本記事は『0からわかる! 不動産投資超入門』(ソシム)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
浅井 佐知子