大谷翔平、2戦ぶり24号は今季2本目の先頭打者弾! 直近“9戦7発”の量産態勢でリーグトップ独走 自己最多48本ペースも一塁ベースを踏み忘れる珍事
【MLB】ホワイトソックス - ドジャース(6月25日・日本時間26日/シカゴ) ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。1回の第1打席に2試合ぶりとなる今季24号本塁打を放った。今季2本目の先頭打者アーチで直近9戦では7発、6月に入って10本目となる豪快弾でリーグ2位に3本差で単独トップを独走。メジャー自己最多のシーズン48本ペースに乗せた。しかし、打球の行方を見守った大谷が一塁ベースを踏み忘れ、慌てて戻って踏み直す珍しい一コマがあった。ライトのグラブをかすめてスタンドに飛び込んだ打球速度約151キロ、飛距離114.6メートルの一打は大谷にとっての今季「最遅」弾だった。 【映像】大谷翔平、どん詰まりでもライトへ運ぶ24号!ベース踏み忘れ未遂も 同21日のロッキーズ戦で放った21号の先頭打者弾に続く、今季2本目、自身メジャー8本目の先頭打者本塁打だ。同12日のレンジャーズ戦で今季16号を放って以降、大谷は直近15試合で打率.345、8本塁打。ベッツの離脱で1番に定着して以降の直近7試合に限っては打率.407で4本塁打、OPS1.477と絶好調を維持していた。 初の4戦連発に期待と注目が集まった昨日の試合ではヒット、本塁打ともに快音は聞かれず3打数無安打2三振ながらも、第4打席に四球を選んで出塁すると、9回の第5打席にはセンターへの犠牲フライを放って日本人最長の8戦連続打点を挙げるなどチームの勝利に貢献した。 勢いそのままにチーム81試合目にして飛び出した今季24号で、2021年に記録した自己最多の46本を上回るシーズン48本ペースとした大谷。昨季は6月に15本のアーチを描いて打率.394で月間MVPに輝いている。きのうの試合前には今季自身2度目、通算9度目となる週間MVPを受賞したが、この試合を含めて6月も残りわずか。6月ラストスパートで2年連続となる6月の月間MVP受賞にも期待が膨らむ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)