<探偵!ナイトスクープ>父親を越えた瞬間はいつですか 「おやじ越え」の刹那に立ち会う依頼者と探偵
視聴者から寄せられた奇想天外な頼み事や、心配事の相談を「探偵」たちが体当たりで解決する人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ、金曜午後11時17分)。12月6日は、竹山隆範探偵が「『おやじ越え』をした瞬間は?」を調査した。せいや局長代理、増田紗織秘書、城田優顧問も出演した。 【写真特集】6日の放送は「『おやじ越え』をした瞬間は?」「10年間解けない数学の超難問」「憧れのバスガールに恋をした!」の3本立て
依頼は、兵庫県の男性(61)から。最近、男性は「おやじ越え」ってどういうことなのかな、と考えるようになった。もう還暦を越えている男性だが、いまだに自分の「おやじ越え」に納得ができていない。
若い頃に何度か、もう父親を越えたな、と思ったことはあったが、時がたつにつれ、それが勘違いだったと気付いた。世間の人は、どんな瞬間に「おやじ越え」をしたと思うのだろうか? いろんな話を聞いてみたいので、力を貸してほしい、というもの。
ある40歳の男性は「腕相撲で親父越え」を感じたというが「うれしいはずが、少し悲しい気持ちになりました」と複雑な心境を明かす。さらに「最後まで目標であってほしい」「越えちゃいけないでしょ」という人も。特に27歳の男性は、空手道場の館長で元全日本チャンピオンの父と「真剣勝負をしたことない。今だったら父親を越えてる自信があるので」と話す。
そこで、依頼者と竹山探偵は「おやじ越えの瞬間を見てみたい」と、その場に立ち会う。「おやじ越え」という言葉に秘められた、深くて切ない意味を考えさせられる。