オーストラリア随一の美食の街メルボルンで、 個性的でおいしいレストランを堪能!
美食の街メルボルンで大人気の、タイプの異なる3つのレストラン。
多民族で構成されるメルボルンでは、世界中のさまざまな食文化を先進的かつ洗練された形で体験することができます。〈CUMULUS INC.〉のオーナーシェフ、アンドリュー・マコーネルが打ち出したアジア料理のレストラン〈Supernormal(スーパーノーマル)〉もそのひとつ。マコーネンシェフが住んでいたことがある上海と香港を始め、東京やソウルなどの影響を受けた“アジア料理”は、どこかで食べたことがあるようでいて、まったく新しい味わいという不思議な世界。四川料理のスパイスが随所に取り入れられ、メリハリが利いた料理に仕立てています。オーストラリア人から見たアジア料理というイメージで、日本人にはなかなか思いつけないメニューの数々が楽しめます。
フェデレーションスクエアのトランスポートホテル2階にあるのが〈Taxi Kitchen(タクシー・キッチン)〉。ほぼガラス張りの店内からヤラ川を一望できる、素晴らしいロケーションのレストランです。エグゼクティブ・シェフのトニー・トウィチェットさんが基本としているのは、常に高水準な料理を作ること、創造的であること、サステナブルなことの3点。持続可能な地元産農産物を使い、アジアンなテイストが加わったモダンオーストラリア料理を作りあげます。地元ビクトリア州にこだわったワインリストも見逃せません。
フィリピン出身のシェフ、ロス・マグネイさんとシェーン・スタンフォードさんが2023年にオープンした〈SERAI(セライ)〉は、伝統的なフィリピン料理を再構築したモダンフィリピン料理の店。キッチンにしつらえた大きな囲炉裏でローストされる豚や鴨が人気です。特に、オーストラリア中西部のポートリンカーンで水揚げされた大きなイカの薪火焼きや、豚の首肉をじっくりローストしてフィリピン風のソースを絡めた一皿は必食。フィリピン料理の食材やスタイルにヨーロッパテイストをプラスしたクリエィティブな料理の数々は、メルボルンでもここでしか出合えない味です。