まんぷく撮影終了 笑顔の安藤サクラ「振り返るとず~っと笑顔でいられた」
「娘にとってもすごいスペシャルな時間」
安藤は大阪でともに生活していた娘のことにもふれ「最初は不安を覚悟に変えて大阪に来て。でもすぐに大阪での生活もこの現場も、すごく心地のいい自分の居場所になって、温かさと愛情と、スタッフの方々も、キャラクターたち、希望に満ちあふれた『まんぷく』という物語だからこそ、特別な時間になった」と話した。 また「娘にとってもすごいスペシャルな時間になりましたし。これ以上の彼女にとっての1年はなかった思います」と述べた。 そして、自身の家族についてもふれ「娘にとっても、私たち夫婦にとっても、家族にとっても、とってもいい経験になるすばらしい時間でした。まだいっぱしゃべりたいことがある~」と終始笑顔で報道陣の質問に答えていた。
福ちゃんのセリフをこれから言えないのは寂しい
このドラマは、インスタントラーメンを生み出したことで知られる日清食品創業者の安藤百福氏と、妻の仁子氏の半生をモデルとしたものだった。 安藤は「仁子氏を演じ終えてどうだったか?」という質問に「仁子さんをモデルするという感覚を、なんかこうお墓参りに行かせていただいて『見守っててください』という感じで演じていました。やっぱり福子を演じていると体が健やかになるんですよね。毎日が新鮮で。セリフを言うと本当に元気になって学ぶことがたくさんあって」と話した。 また「正直いま、何が寂しいかって、みなさんと築いた絆や時間はこれからも大切に残っていく、でも福子のセリフはこれから先、セリフをしゃべれないと思うとすごく寂しいですね。福ちゃんからは元気をもらってました」と続けた。
萬平は宮崎駿、スティーブ・ジョブズ、ジョン・レノンらからイメージをふくらませた
一方、長谷川は百福氏を演じたことについて「お話を頂いた時にいろんな資料をたくさん読んで『安藤百福は千代の富士を彷彿とさせる』と書いてあって『全然俺と違うじゃん』って思いました」と振り返った。
そして「これはもうフィクションだから百福さんのようになるのは考えるのをやめて、改めて、朝ドラでこういう発明家というイメージで、この時代になじみやすい方ってどういう人かなってモデルを探して、その中から宮崎駿さんだったり、監督ともお話したんですが、スティーブ・ジョブズさんだったり、愛に満ちた感じという意味ではジョン・レノンさんだったり、そういうイメージからふくらませて萬平を作り上げていった」と明かしていた。