【実録】新居引っ越し時、業者に「最近は地震が多いので防災セットを」と言われ1万円の防災グッズを購入!→中身を見たら「半額」でそろう内容だった!?“実際に必要な防災グッズ”とその費用を解説
新しい家に引っ越すときは、さまざまな準備が必要です。先日、筆者も新居に引っ越しをしました。その際、不動産業者から「最近は地震が多いので、防災セットを購入しておくと安心ですよ」とすすめられました。確かに近頃の状況を考えると防災対策は大切だと思い、不動産業者から1万円の防災グッズを購入しました。 しかし、家に帰って中身をよく確認してみると、「これってネットなら半額程度で買えるんじゃないの?」と疑問に思うようなものでした。今回はその体験をもとに、実際に必要な防災グッズとその費用についてお話しします。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
実際に不動産業者から購入した防災グッズの中身とは
購入した防災セットには非常食や水、簡易トイレ、ブランケット、懐中電灯が1人分入っていました。一見すると必要なものがそろっているように見えます。業者からも「基本的なものはセットに含まれている。何も持っていなければこのセットで足ります」とすすめられました。 しかし、各アイテムの量や質を考えると、「これで1万円は高いのでは?」と感じ、調べてみることにしました。
ネットで同じような商品を検索
インターネットで同じような防災グッズを検索してみました。すると、同等かそれ以上に充実した内容のセットが5000円以下程度で販売されていました。不動産業者から購入した防災セットは袋詰めにされていたので、緊急時にその防災グッズを持ち運ぶリュックも別途そろえなければなりませんでした。 しかし、持ち運び用のリュックに関しても、防災グッズとセットで1万円以下のものもありました。その時点で非常に割高な買い物をしてしまったことに気が付きました。
実際に必要な防災グッズとその費用
どんなに安くても、必要な防災グッズがそろっていなければ意味がありません。必要な防災グッズのリストはネットを検索すれば確認できます。図表1が1つの例です。 自身の防災グッズが備えとして足りているか否かはリストなどを見ながら確認しましょう。業者の言葉だけをうのみにするのは危険です。 図表1
Panasonic株式会社 防災グッズリスト 本当に必要な「もしもの備え」とは? より筆者作成