効率よく飛ばすには「ティの高さは35mm」ってホント?/ゼクジョ会潜入ルポLESSON編
“ゼクジョ会”潜入ルポ第2弾。前回は会の全ぼうを暴いたが、イベント中に行われた女子プロによるレッスンの中身を紹介。HS30m/s台の女性ゴルファーがドライバーを効率よく飛ばすコツを、青山加織プロに解説してもらった。 - ついにXXIOファンも親から子へ 世代を超えた “ゼクジョ会”潜入ルポ
1.ティの高さは35mmがベスト
飛距離を大きく左右する要素として、意外と見落としがちなのが“ティの高さ”。「高いほうが飛ぶ」と言われますが、効率よく当てるためには、ティが高すぎるとやはり難しい。私はズバリ「35mm」がベストだと思います。高くて40mm、低くて30mm。“ヘッドからボールの1/3が出るくらい”がいいでしょう。
2.ボール位置は真ん中よりちょい左&少し遠めに置く
気づいていないかもしれませんが、女性はスイング中に体が左右に動きやすい。ボールを左に置きすぎるのはNG。左に置くとよりボールを迎えに行きやすく、左にスウェーしやすい。一方で右に置きすぎても、フェースがスクエアに戻る前にインパクトを迎えやすいもの。 理想は、体の中心より少し左にボールを置くこと。体重移動は最小限にして、その場で回転してボールをとらえるイメージです。ボールとの距離感は、「ちょっと遠い」と感じるくらいがベスト。そのほうが大きいスイングができて、効率がいいインパクトにつながると思います。
3.大きくゆったり振る
近年のゼクシオのように芯が広いドライバーは、ある程度どこに当たっても飛距離を出せます。そこで重要なのは効率よくその広い芯(ミート率UP)に当てること。 飛ばしたい、ちゃんと当てたい…と、力が入るとつい打ち急いでしまします。しかし、ドライバーは14本の中でいちばん長いクラブなので、ゆったり振っても飛ばせるんです。ミート率を上げるためには大きくゆっくり振るのがオススメ。これらを意識することで芯により当たりやすくなります。
今回のまとめ
女性ゴルファーが効率よく飛ばすコツ ・ティの長さは35mmがベスト ・ボール位置は真ん中よりちょい左&体から少し遠めに ・大きくゆったり振る