『映画 ギヴン 海へ』本予告&ポスター公開 主題歌はセンチミリメンタル「結言」
『ギヴン』シリーズ完結となる映画2部作の後編『映画 ギヴン 海へ』が9月20日に公開されることが決定し、あわせて本予告とポスタービジュアルが公開された。 【写真】新規場面カット(7枚) 本作は、印象的な歌声を持つ佐藤真冬と、高校生離れしたギターの腕前を持つ上ノ山立夏の出会いから始まる、ロックバンド「ギヴン」メンバーを中心とする青春模様を描く。原作はキヅナツキで『シェリプラス』にて連載がスタートし、フジテレビ系“ノイタミナ”枠初となるBLコミックのアニメ化作品として、2019年にTVアニメが放送開始。その後、中山春樹と梶秋彦、村田雨月の甘くて苦い恋模様を描いた『映画 ギヴン』が公開された。1月には、映画2部作前編となる、真冬の幼なじみである鹿島柊と八木玄純の物語にフォーカスした『映画 ギヴン 柊mix』が公開された。 公開された本予告では、「周りに取り残されている」と感じ、いつの間にか音楽を拒むように歌い方を忘れてしまう真冬の苦悩する姿が描かれている。そんな真冬に対して、立夏は「自分のやり方=音楽」で向き合うことを決意し、由紀が遺した“ある曲”を完成させる。映像には、普段はギター担当で歌うことのない立夏がマイクに向かって歌声を届けるシーンや、真冬に声をかける雨月の姿も映し出されている。 主題歌は、TVアニメ『ギヴン』OPテーマとなったシングル「キヅアト」でデビューしたセンチミリメンタルの温詞が大切にしてきた楽曲「結言」に決定した。主題歌の起用にあたり、「ずっと大切に演奏し繋いできた僕の命そのもののような曲です。ギヴンという、僕の人生を大きく変えてくれた本当に大切なこの物語に、この曲を捧げます」とコメントを寄せた。 あわせて公開された本ポスタービジュアルは、少し視線を落とした表情の真冬と、そんな真冬を待つかのように佇む立夏、春樹、秋彦の様子が描かれている。 さらに、シリーズを支えてきたメインキャラクターたちの新場面写真が7点公開された。 また、前売券(ムビチケカード)を購入すると、原作・キヅナツキ描き下ろし特典が先着でプレゼントされる。 ■センチミリメンタル コメント 9年前、心が張り裂けるくらい誰かを好きになったときに、 僕は“忘れてほしくない”と思いました。 たとえ結ばれても、別れがきたり、添い遂げられたとしても いつか訪れる最期がふたりを分かつことは避けられない。 出会うということは、やがて離れるということなのだと気付き、 それをひどく“寂しい”と感じました。どうしたらこの恋を、 ふたりを永遠にできるのだろうと考えて、ひとつの曲を作りました。 せめて音楽にだけは残ればいい、と。 それからずっと、大切に演奏し繋いできた僕の命そのもののような曲です。 『結言(ゆいごん)』 ギヴンという、僕の人生を大きく変えてくれた本当に大切なこの物語に、この曲を捧げます。
リアルサウンド編集部