アウトドア用品一堂に 松本市のやまびこドームで6日までイベント
アウトドア用品のメーカーとユーザーをつなぐ催し「ALPS OUTDOOR SUMMIT 2024」(アルプス・アウトドア・サミット)が4日、長野県松本市郊外の信州スカイパークのやまびこドームとその周辺で、3日間の日程で始まった。2回目の今年は「山に、感謝。」をテーマに、用品販売やトークイベント、体験ブース、車両展示などが行われている。初日は報道など関係者向けに公開され、5日と6日は一般公開される。 アウトドア関連の111ブランドが集結し、やまびこドーム内には71ブースが出展。テントやリュックサック、ウエア、靴、まきストーブ、寝袋、ナイフなどが並ぶ。ドーム内のステージではトークショーが行われ、自然環境の魅力やアウトドアを楽しみ続けるための課題などを発信している。 山小屋関係者らでつくる一般社団法人「ALPS OUTDOOR SUMMIT」が主催し、昨年の初回には約2万5000人が来場した。メーカーと購入者のつながりだけでなく、メーカー同士の連携も生まれたという。代表理事を務める、乗鞍岳にある冷泉小屋のオーナー・村田淳一さん(57)は「ゆくゆくはテントの試し張りやアウトドアの体験のサテライト会場をつくるなどの展開を考えたい」と話している。 一般公開は午前10時~午後5時(最終日は4時)。ドーム内の入場料は1日のみが2000円(松本市・塩尻市在住の人は1500円)、2日間が3000円(同2000円)で、いずれも小学生以下は無料。