成田凌、新しい膝がほしい!? 最近調子悪く、趣味の登山にも影響「下りがきついと大変なんです」【映画「雨の中の慾情」】
29日に公開される映画「雨の中の慾情」(片山慎三監督)のプレミア上映舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、主演の成田凌(30)、中村映里子(36)、森田剛(45)、竹中直人(68)らが登壇した。 つげ義春さんの短編漫画を映画化。2人の男と1人の女の切なくも激しい性愛と情愛が入り交じる数奇なラブストーリー。撮影は台湾を中心に行われ、昭和初期の日本を思わせるレトロな街並みも魅力だ。 劇中で成田が演じる主人公の「大体、手に入らないんだよ、欲しいものは」というセリフにちなみ、一番手に入れたいものを聞かれた成田は「新しい膝。最近、調子悪いんで、新しいものに入れ替わったらいいな」と意外な回答。続けて「下りがきつい。山登るんで下りがきついと大変なんです。外でロケしていると痛くなるんでカイロを貼って…衣装部の若い子にニヤニヤされながら、そんな歳になってまいりました」と言うと、竹中は「そんなぁ…まだ30でしょ? 私なんておじいちゃんですからね」と嘆いて会場を笑わせた。 最後に成田は、これから作品を見る観客に「俳優を始めてちょうど10年。こういう作品に出たくて俳優をやっていて、今日こうやって見てもらえることが本当にうれしい」と感慨深げに語りかけた。
中日スポーツ