15代目名人は東京の調律師 大阪で社会人落語大会
全国のアマチュア落語家が話芸を競う「第15回社会人落語日本一決定戦」の決勝戦が10日、大阪府池田市で開かれ、東京都文京区のピアノ調律師、ぽんぽん亭遊月(本名棗田真澄)さん(61)が優勝し、15代目名人に決まった。 遊月さんは広島県福山市出身。ピアノ調律師としての経験を盛り込んだ創作落語「社会人ピアノ日本一決定戦」を披露し、テンポのいい語り口で会場を沸かせた。 2位は「疝気の虫」を演じた札幌市の団体職員、無茶志亭肉丸(本名長崎睦子)さん(57)、3位は「三年目」を演じた愛知県豊橋市の会社員、六ツ家千艘(本名堤晋一郎)さん(49)。