マークテック 浸透液循環システム提供
アルコニックスグループで非破壊検査装置やマーキング装置を手掛けるマークテック(本社=東京都大田区、西本圭吾社長)は、金属部品などの蛍光浸透探傷試験(PT)で、浸透液と洗浄廃水の両方をリサイクルするシステムの販売を開始した。洗浄廃水を再利用するPT装置は販売されているが、浸透液も再生するのは業界初という。同社は検査で発生する洗浄廃水から浸透液を回収し、有価物として買い取る。回収した浸透液は成分調整の上、再生浸透液として市場に戻す。顧客との間で浸透液を循環し、環境負荷低減に貢献する考えだ。