京都精華学園が女子史上2校目の大会3連覇 際立つ桜花学園の6度達成 男子は八村塁や比江島慎も【ウインターカップ】
◆バスケットボール・全国高校選手権ウインターカップ 慶誠54―59京都精華学園(28日、東京体育館) ■〝リアル〟広瀬すずに困惑!?「どえらい可愛かった」【写真】 女子決勝が行われ、京都精華学園が史上2校目の大会3連覇を果たした。 ウインターカップでの3連覇は、最多の24度優勝している桜花学園(愛知)が6度達成している。 名古屋短大付時代の1988年3月開催の大会から4連覇(88年度大会は2回開催)。91年度大会は決勝で中村学園女子(福岡)に敗れたが、92~94年度大会も再び制し、96年度大会からは最長の6連覇も達成した(99年度大会からは桜花学園)。 2007~09年度大会では元日本代表の渡嘉敷来夢(アイシン)を擁し、東京成徳大高との3大会連続同一カードとなった決勝を制した。12~14年大会の達成期間中には、現日本代表の馬瓜エブリン(デンソー)も在籍。17年度大会から正式名称が「全国高校選抜優勝大会」から「全国高校選手権大会」に変わると、19~21年度大会で再び3連覇を成し遂げた。 2連覇は1986~87年度大会の昭和学院(千葉)、2005~06年度大会の中村学園女子、10~11年度大会の札幌山の手(北海道)が達成しているが、3連覇目が懸かった年は決勝に進めていない。3年間しか在籍できず、選手が入れ替わる高校スポーツ界での3連覇は難しく、それだけに桜花学園と京都精華学園の偉業が際立つ。 男子では秋田の能代工(現・能代科学技術)が1974~76年度大会と79~81年度大会、87~88年度大会(88年度大会は2回開催)、95~98年度大会(4連覇)と4度達成。2007~09年度大会では日本代表の比江島慎(B1宇都宮)を擁した洛南(京都)が果たし、13~15年度大会では八村塁(レーカーズ)を軸とした宮城の明成(現・仙台大明成)が果たした。