労働者派遣の(株)アクロスソリューション(東京)が破産
(株)アクロスソリューション(千代田区)は11月21日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には梅木佳則弁護士(安西法律事務所、中央区銀座3-4-1)が選任された。 負債総額は12億6825万円(2024年3月期決算時点)。 2006年3月創業で、携帯電話販売会社に人材派遣を手がけていた。全国に営業所を開設し、売上高は拡大傾向にあった。2021年3月には別法人から飲食店を買収するなど、事業の多角化に取り組み、直近の2024年3月期には38億6748万円の売上高をあげた。 しかし、業容拡大の一方で採算性は低調に推移。そのようななか、賃金が未払いになったことで、経営に対する不信感がSNSなどで広がっていた。 ※(株)アクロスソリューション(TSR企業コード:322189802、法人番号:9010501026220、千代田区飯田橋4-7-1、設立2006(平成18)年6月、資本金5000万円)