とっろとろの口溶け! お手頃な豚タンと市販のルーで牛タンに引けを取らない贅沢感「豚タンシチュー」
突然ですが、大衆酒場の人気メニュー、「煮込み」といえば、定番の食材は、牛もつ、牛すじ、豚もつあたりですよね。ところが先日、スーパーでお手頃に売っている焼肉用のもつ肉類を、牛豚鶏問わず、あれこれごった煮のように煮込んだ、名づけて「闇煮込」を作ったらおもしろいのでは? と思いつき、やってみたんです。 【写真】完成!! 「豚タンシチュー」長時間煮込んだだけあり、タンがもう、本気でとろっとろに柔らかくなっています!
そしたらこれが、ものすご~く楽しくて、美味しかった。焼肉用の肉を、表示を無視して煮込み料理に使っちゃうの、超ありだなと。 そして、いろいろ入れたなかでも抜群だったのが、豚タン。これが意外にも、牛タンの煮込み料理なんかにも引けをとらないほどの美味しさだったんです。 牛タンといえば、洋風のデミグラスソース煮込みや牛タンシチューなんかも定番メニュー。そこで、今回はそれを、豚タンで作ってみようというわけですね。 ■時間だけはかかりますが さっそく豚タンを買ってきましょう。量はてきとうでいいんですが、今回は合計約260g。
で、これを煮込んでいくわけですが、今回のレシピ、まったく難しいことはないけれど、時間だけはけっこうかかります。晩酌前にさっと作ってさっと食べられる、という感じではないので、そこだけご了承ください。 というわけで、買ってきた豚タンをじゅうぶんな量のお湯でゆでられるくらいの大きさの鍋に、まずはたっぷりとお湯をわかしましょう。 沸騰したらそこへ、豚タンと、てきとうな大きさにざく切りした玉ねぎ1個分を投入。
もう一度沸騰したら火加減を弱火に変え、鍋やコンロの性能によって差異は出てくるかと思いますが、目安として2時間くらい、気長にコトコト煮込んでいきましょう。たまに様子を見て、水が減理すぎていれば足したりしながら。 そしてこちらが2時間後の様子。
肉は完全に柔らかくなっており、玉ねぎは、お玉などでかき混ぜるだけで溶けていってしまいます。このくらいの状態が目安。 そうしたらここへ、市販のビーフシチューのルー1/2箱を加えます。ハヤシライスみたいな、似た感じのルーでもぜんぜん代用可。なんなら別にカレールーでも(別の料理になっちゃうけど)。