車中泊に最適&最強! 日産の「巨大ベッド搭載車」が完成度高すぎ! 「キャラバン マイルーム」何がスゴい?
日産が「車中泊」への需要に応えた新仕様を設定!
いま、「キャンピングカー」が大人気である。 小さい子どもがいる家族だと、食事をするにも宿泊するのにも気を遣うし、仕事や子どもを気にしなくなったシニアであれば、予定を立てない旅なんかしたい。 一方、ここにきてインバウンドが増えて宿泊費は高騰し、予約も取りにくくなっている。 【画像】「えっ…!」これが日産の「車中泊専用車」です! 画像を見る(30枚以上)
そんなとき、車内に寝るスペースのあるクルマならすべて解決してしまう。私(国沢光宏)も以前キャンピングカーを3台乗り継いだ。 なぜ3台なのか、キャンピングカーといっても様々なタイプがあるからです。 皆さんが理想とするキャンピングカーは“家”と同じ機能を持つ「モーターホーム」だろう。 私も1台目に全長6.8mの「ウィニベーゴ」というモーターホームを買った。ベッド3つ、トイレやシャワー、冷蔵庫、ルームエアコン、電子レンジ、シンク2つ。4人分のダイネット付きで外部電源と水、下水タンク、発電機まで付いていました。 確かに快適なのだけれど、大きくて苦労したのも事実。駐車場はマイクロバスや中型トラック用が必要なのだ。 2シーズンほど使い「コーチメン・バンキャンパー」なるフォード「エコノライン」の内部を改造し(日本だとハイエースのロング&ワイドが一般的)、モーターホームに近い装備を持たせたものに乗り換えた。装備内容はモーターホームと同等。居住面積が少し狭くなった程度でした。 それでも全長6m×全幅2.1mは日本だと気軽に出かける気分になれない。3台目に選んだのが、今回試乗した日産「キャラバン マイルーム」と同じく、ベッドと雨の日でも快適に過ごせるリビングを備えたVW「ヴァナゴン」だった。 トイレや調理など出来ないものの、オートキャンプ場なら何の問題もなし。荒天の日だけ車内で寝たり過ごせたらいいというコンセプトです。 キャラバン マイルームも外観は標準ボディのキャラバンなので、5ナンバーサイズ。道路事情が悪い日本だと最強&最適な大きさだと思う。 ベッドは荷物を載せるスペースを使っており、2人なら全く問題ないし、子どもが小学校低学年くらいまでであれば、親子で川の字になって寝られる。 キャビンの中にシンクなどないものの、タープなど使い車体のドア横にスペースを展開すればいいと思う。 外部電源のあるキャンプ場なら、最近増えてきた携帯エアコン(6~7万円)を買うと夏場も涼しく過ごせる。有り難いことに、携帯電源が急激に安くなってきて、2kWhで16万円くらい。これを使うと外部電源無くても5時間くらい携帯エアコンを稼働することができる。 電気毛布や夜間照明、TVなら使い放題です。使った電気は昼間に充電しておけばよろしい。テントで過ごすより圧倒的に快適です。