ニューカッスル、来夏フリー予定のカルヴァート=ルーウィン獲得へ動向を注視か
ニューカッスルはエヴァートンに所属するイングランド代表FWドミニク・カルヴァート=ルーウィンの動向を注視しているという。イギリスメディア『Caughtoffside』が伝えている。 【動画|レスター vs エヴァートン】プレミアリーグ ショートハイライト 現在カルヴァート=ルーウィンとエヴァートンが結んでいる契約は、2025年6月までとなっている。契約が残り1年を切っているが、契約延長に関する噂を聞こえてきておらず、エヴァートンは同選手をフリーで失う可能性がある。 エヴァートンはここ数年、財政問題を抱えており、昨シーズンはプレミアリーグの定める「収益性と持続可能性に関する規則(PSRs)」に違反し、勝ち点8ポイントの剥奪を経験した。また今夏の移籍市場でも、多額の収入が見込める主力選手放出の噂がつきまとい、アマドゥ・オナナをアストンヴィラに売却した。 そして今夏は乗り切ったものの、依然としてイングランド代表CBジャラッド・ブランスウェイトなど選手売却の可能性がある一方で、現在の状況が続けばカルヴァート=ルーウィンのような主軸選手との契約更新も難しいと予想されているようだ。 そこで来夏フリートランスファーで獲得できる可能性のある同選手の動向をニューカッスルが追っているという。ニューカッスルもまた、財政問題を指摘されるクラブの1つであり、今夏はアンソニー・ゴードンやブルーノ・ギマランイスなど、スター選手の売却の可能性を伝えられていた。ニューカッスルはカルヴァート=ルーウィンのような選手をフリーで獲得できるチャンスは“滅多にないこと”と考えており、アレクサンデル・イサクの負担を軽減できる選手として獲得を検討しているという。 2019-20、20-21シーズンと2季連続でプレミアリーグ2桁ゴールを記録したカルヴァート=ルーウィンは、以前チェルシーや、マンチェスター・ユナイテッドへのステップアップを噂された。ここ数年は負傷の影響でかつての輝きを取り戻せてはいなかったが、今季はすでに5試合で2ゴールを決めている。
SPOTV NEWS