お金持ちと一般人は、異星人ほどに「考え方」が違う……裕福になるための5つのマインド(海外)
本記事の筆者であるスティーブ・シーボルド氏は、自身がミリオネアでありながら、過去30年に渡り1200人の富裕層を取材してきた。 そこで、大金持ちと一般人は、お金に対するさまざまな点で、まったく異なる考え方をしていると気付いたという。 ミリオネアが裕福になれた秘密はどこにあるか、5つの視点をまとめてくれた。 一般人は同じ場所で立ち往生しているのに、大金持ちはさらに富を蓄えていると思ったことはないだろうか? 現在、経済格差はとてもホットな話題で、富裕層は不公平なほどに有利な立場にあると、多くの人は非難さえするようになった。そう非難するのはたやすいし、人々からの共感も呼びやすい。しかし本当のところ、不公平など存在していない。 誰もが平等に、富を築く機会を得ている。 ほとんどの人が裕福になれない理由は、彼らの金銭に対する考え方、信条、あるいは哲学にある。大金持ちと一般人は、お金に対してさまざまな点で、まったく異なる考え方をしている。その違いは本当に大きくて、まるで両者が別々の惑星で生きているかのようだ。 では、ミリオネアが裕福になれた秘密はどこにあるのだろうか?
1. お金持ちは「稼ぐこと」に意識を向ける
大衆はお金を守ること、蓄えることに重点を置く。富裕層も貯蓄が大切であることを理解しているが、それよりもまずは稼ぐことを最優先にする。ほとんどの人は、富を築くために頭を使うよりも、貯金や投資を通じてそこそこの利益を蓄積していくことを目指す。富裕層は、クーポン券を集めながら倹約生活を送るのではなく、大衆的な節約志向を拒否して、大金を得ることにエネルギーを集中させる。
2. お金持ちは「レバレッジ」を利用する
ミリオネアの思考では、レバレッジがすべてだ。富裕層は戦略として、みずからの事業の最も収益性の高い部分に集中し、その際、自分の人脈、信用、リソースなどを活用しながら、あらゆる行動において成果を最大限にすることを目指す。中産階級は勤勉を名誉とみなすが、富裕層は成功をより重要な栄誉の証とみなす。 子供のころに、勤勉さについて学んだことを思い出してみよう。思うほどお金を稼げていないのであれば、これまで勤勉さについて学んできたことを忘れ、今よりもっと成功するためにレバレッジを有効に活用する方法を考え始めたほうがいいだろう。