700馬力の太陽崇拝者「マクラーレン アルトゥーラ スパイダー」ハイブリッドスーパースポーツカーにオープントップが登場!
McLaren Artura Spider(マクラーレン アルトゥーラ スパイダー)
天気がいいと、スポーツカーのドライバーは屋根を開けて、エンジンの轟音をもっと自由に聞きたいと思うことがある。マクラーレンはアルトゥーラ スパイダーでそれを可能にした。
マクラーレンは、よく知られたプラグインハイブリッドモデル、「アルトゥーラ」のオープントップバージョンを発表するだけでなく、この機会にスポーツカーの小さなフェイスリフトを行なった。
マクラーレン、ツインターボV6を20馬力アップ
最も印象的な新機能は、3リッターV6エンジンとリアアクスルの電動モーターで構成されるシステムで、20馬力アップの700馬力を実現したことだ。そして素晴らしいことに、旧モデルのオーナーは、マクラーレンディーラーでデータのアップデートを行えば追加パワーを無料で得ることができる。
これは、マクラーレンがハードウェアそのものには何も変更を加えず、電子マッピングの変更によってパワーを生み出しているからだ。ドライサンプ潤滑を採用したアルミニウム製V6は、2基のターボチャージャーを「ホットV」、つまりシリンダーバンク間の中央に配置した。これはレスポンス特性の向上を狙ったもので、120度のバンク角と相まって非常にコンパクトなパッケージングを実現している。 V6はV8より短いだけでなく軽い V8よりも大幅に短いだけでなく、重量もわずか160kgと50kg軽い。電動モーターはトランスミッションのベルハウジングに収納され、95馬力と225Nmを発揮する。5つのリチウムイオンモジュールで構成されるバッテリーパックを搭載し、使用可能なエネルギー容量は7.4kWhで、純粋な電気走行で33kmの走行が可能だ。
マクラーレンは、新たにチューニングされたレゾネーターと上方に向かって細くなったテールパイプを備えたエキゾーストシステムによって、野獣のサウンドを最適化し、さらにエモーショナルなサウンドを実現した。オプションでスポーツエグゾーストシステムも用意されており、さらに上を行く。