700馬力の太陽崇拝者「マクラーレン アルトゥーラ スパイダー」ハイブリッドスーパースポーツカーにオープントップが登場!
わずか11秒で開くハードトップ
もちろん、ハイライトはリトラクタブルハードトップで、時速50km/hまでならわずか11秒で電動開閉し、「アルトゥーラ」に新鮮な空気をたっぷりと取り込むことができる。リトラクタブルハードトップとその機構により、「アルトゥーラ」の総重量はわずか62kg増の1,560kgとなっている。
0-100km/h加速3.0秒、0-200km/h加速8.4秒、0-300km/h加速21.6秒、最高速度は330km/h。これには、「スピニングホイールプルアウェイ」と呼ばれる新機能を備えたローンチコントロールシステムが大きな役割を果たしている。俗に言う「バーンアウトモード」だろう。
デュアルクラッチの変速がさらに速くなった
サスペンションでは、ダンパーバルブが改良された。レスポンスが向上している。8速デュアルクラッチも最適化され、シフトスピードが25%向上し、ギア比がタイトになった。また、ドライビングモード(エレクトリック、コンフォート、スポーツ、トラック)間の切り替えの調和も図られている。
ボディサイドでは、マクラーレンはスパイダーの特徴であるシザーズドアを継承。しかし、エンジンカバーとそのベンチレーションは大幅に変更された。カバー上の2つの「こぶ」は、心地よいフィリグリーで、スパイダーのロールオーバー構造を含んでいる。
ルーフとカバーはカーボンファイバー製
シートの後ろには、ボタンひとつで上げ下げできるヒーター付きリアウィンドウがある。ソフトトップボックスのため、ドライブトレイン用の換気口はさらに後方に移動し、配置を変えなければならなかった。ハードトップ自体は、リアカバーと同様、軽量のカーボンファイバー複合構造で構成されている。オプションで、光沢のある可視カーボンファイバー製のカバーを注文することもできる。
マクラーレンは現在、英国市場向けの価格しか発表していない。そこでは221,500ポンド(約3,550万円)から。現行モデルを目安にすると、EU市場では260,000ユーロ(約4,160万円)程度になると予想される。クーペとスパイダーは現在注文可能で、2024年半ばから納車される予定だ。
結論
太陽崇拝者のためのハイブリッドスポーツカー。特にクーペに搭載されるV6は、すでにこのクラスで最高のサウンドを奏でるエンジンのひとつだ。
Alexander Bernt