【沖縄料理レシピ】里芋を使った沖縄の炊き込みご飯 優しい味わいの「チンヌクジューシー」
沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理を、もっとおいしく作りたい! 琉球料理を長年教えてきた松本料理学院(那覇市)の講師の皆さんに、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツあれこれ(ありんくりん)を教えてもらいます。沖縄食材や調理方法の解説もあわせてチェックしてみて! 【写真】沖縄の炊き込みご飯「クファジューシー」 具材とだしのうま味がたっぷり
里芋を使った炊き込みご飯「チンヌクジューシー」。田芋などの芋類を使っても良いです。優しい味わいに心も和みます。(松本料理学院講師・名嘉裕子)
材料(5人分)調理目安時間約40分
米…2カップ 豚三枚肉(ゆで)…80g チンヌク(里芋)…(正味)200g ニンジン…40~50g シイタケ…2枚 豚だし…3カップ 塩…小さじ1+1/2弱 しょうゆ…大さじ1+小さじ2 酒…大さじ1
作り方
1 米は洗ってざるにあげる。シイタケは水に戻しておく。 2 豚三枚肉は5ミリ角に切る。 3 ニンジン、水に戻したシイタケも5ミリ角に切る。
4 チンヌクは皮をむき=写真、 ※チンヌクの皮をむく際、かゆくなる人は手袋を使うとよい。
適宜に切って水につけたあと、軟らかくなるまでゆでる=写真。
5 鍋に1~4までの材料と豚だし、塩、しょうゆ、酒を加えて、普通のご飯を炊く要領で炊く=写真。炊き終わったら5分ほど蒸す。 ※冬至の時に作る冬至(トゥンジー)ジューシーはチンヌクの代わりに田芋を代用してもよい。
料理を作ってくれたのはこちら
「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。 隣接するカフェ「琉球styleまつもと」では朝ごはんとランチで、琉球料理や沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが味わえます。
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松本料理学院 沖縄県那覇市泉崎1-9-13 電話=098-861-0763 琉球styleまつもと 電話=098-917-2841 ホームページ https://matsumoto-ryorigakuin.okinawa/