レッドソックスが2度のサイ・ヤング賞左腕獲得に興味と米報道 後半戦防御率1・23 5年246億円予想も
吉田正尚外野手が所属するレッドソックスがジャイアンツからFAのB・スネル投手に興味を示していると17日(日本時間18日)、米移籍情報サイト「トレード・ルーマー」が伝えた。 同サイトによると、米スポーツ専門局「ESPN」のJ・パッサン記者が、レ軍がスネル側と「話をしている」と語ったという。今季は81勝81敗の勝率5割でア・リーグ東地区3位に終わり、3年連続ポストシーズン進出を逃したレ軍は先発陣の拡充を今オフの課題としており、2度のサイ・ヤング賞に輝いている左腕は魅力的な存在だ。 ジャイアンツに移籍した今季のスネルは20試合で5勝3敗、防御率3・12。最初の3か月は2度の負傷離脱と6先発で防御率9・51だったが、後半戦は14試合で防御率1・23と驚異的な数字を残し、球界最高の投手の一人であることを示した。昨オフに2年総額6200万ドル(約95億円)を結んだが、オプトアウト(契約解除)の条項を行使。再びFAとなっていた。度重なるけがと、12月で32歳という年齢もあるが、パドレスからFAだった昨オフとの違いは「クオリファイングオファー(QO)」がもうついていないこと。スネルは昨冬にQOを拒否しており、QOはキャリアで一度しか発行できないため、球団は補償金を放棄することなく契約することができる。 なお、スネルは同サイトのFAランキングで4位にランクインしており、5年1億6000万ドル(約246億円)の契約を手にすると予想されている。
報知新聞社