ドジャース入団会見で「愛犬の名前」が明らかに

大谷の愛犬の名前が「デコピン」だと判明した。(C)Getty Images

　球界のスーパースターと一緒に暮らしている友達が、思いがけないスポットライトを浴びている。 【画像】「なんて可愛いの！」大谷翔平のドジャース入団会見を見守る“デコピン” 　現地12月14日、メジャー史上最高額となる10年総額7億ドル（約1015億円）でロサンゼルス・ドジャースと契約を結んだ大谷翔平が、本拠地ドジャー・スタジアムでの入団会見に臨んだ。 　真新しい背番号17のユニホーム姿を披露した二刀流スター。その雄姿に、世界中の野球ファンが熱い視線を注いだ。 　だが一方、この会見でもっとも大きな話題を呼んだのは、彼の「愛犬の名前」だったかもしれない。 　去る11月16日、史上初となる「2度目の満票MVP」を受賞した際、大谷とハイタッチをかわす小型犬に世界中の野球ファンが釘付けになった。誰もが気になった愛犬の名前について質問された偉才は、「デコピン」と衝撃的な回答をした。 　さらに「デコピン」だと、アメリカ人が英語で発音するのは難しいと考えた大谷は、「もとの名前がディコイというので、（米国では）呼びやすいディコイと紹介している」とも付け加え、緊張感のあった会見場の空気を一瞬にして和ませる超一流の振る舞いを見せた。 　大谷は会見後、地元ロサンゼルスの放送局『AM 570 LA Sports』のインタビュアーから引き続き愛犬について振られると、「現時点で一緒に暮らしている唯一の友達」ともコメント。加えて、「今日はお留守番しています」というリップサービスで場を大いに盛り上げた。 　そんなスーパースターの愛犬は、一夜明けても注目の的だ。 　現地15日、世界最大の米老舗経済紙『THE WALL STREET JOURNAL』は「ショウヘイ・オオタニは7億ドルの契約を結んだばかりだが、多くのファンは彼の愛犬であるディコイのことしか話したがらない」と報じ、「ディコイはいま、世界で最も価値のある子犬だ」とユニークに紹介している。 　同紙は「オオタニが満場一致で2度目のMVPに選ばれたことよりも、テレビに映し出されたコーイケルホンディエ（犬種）のほうが、我々にとっては衝撃的だった。彼の膝の上に座るデコピンが完全な主役だった」と評し、「オオタニがフリーエージェントで次の居場所を決断するまで、彼が可愛い小型犬を飼っている事実が話題となった」と記し、「飼い犬の存在が大きな国際的ニュースになった」とも説明している。