大谷翔平の「ライバル」は誰か? 今季メジャーの投手・野手からひとりずつピックアップ
この3連戦では、ジャッジが11打数7安打、3本塁打4打点と大暴れ。13打数2安打1打点でノーアーチに終わった大谷を打撃面では上回った。ただ、ふたりは打つだけではなく、さまざまな形で"魅せる"ことができる。ともに人気も抜群なため、ダラスで開催される7月のオールスターゲームでも両リーグの看板を背負うことになるだろう。 両選手が全盛期を迎えている今のうちに、ワールドシリーズでも激突してほしいと願わずにはいられない。現在、ドジャースとヤンキースはそれぞれの地区で首位を快走しているだけに、今年はそのチャンスが十分にある。最終決戦での直接対決が実現したら、その時こそ、大谷とジャッジが現役選手のなかの"最高級のライバル"として広く認められることになるかもしれない。
杉浦大介●取材・文 text by Sugiura Daisuke