「年間300万円違ったんですよ」ライオネス飛鳥が明かす、長与千種との“給与格差”「当時は知らなかったので…」引退後に知った全女の“カネ払い”
じつは長与と飛鳥にも“給与格差”があった
飛鳥 試合に出られるようになると前半が6000円、後半のセミやメインに出ると8000円とかになって、最終的に人気絶頂の時は私は3万5000円だったんですよ。 玉袋 1試合3万5000円? もっともらってもいいよ! 飛鳥 全盛期は年間300ぐらい試合をしてたんですけど、辞めてから聞いた時に千種とダンプは1試合4万5000円だったんですよ。年間300試合なんで、同じことやってて300万円違ったんですよ! 玉袋 クラッシュ・ギャルズ同士でも格差があったんだ! これは揉めるぞ~! 飛鳥 当時は知らなかったので、お金で揉めることはなかったんですけど。あとになってわかったのは、よく事務所に顔を出す人は給料が上がっていくんです。 玉袋 ワハハハハ! 飛鳥 大森なんて松永兄弟に気を遣ったりしないから2万5000円だったんですよ。「言いに行け」って言って、3万5000円になったんですけど。 ガンツ 松永兄弟の露骨なえこひいきっていうヤツですね(笑)。 飛鳥 あの兄弟は平気でそういうことするんですよ。もう笑うしかない(笑)。 玉袋 いやあ、たまらんな~。《インタビュー第2回に続く》
(「ぼくらのプロレス(再)入門」堀江ガンツ = 文)
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