「モテる男ほど女児が産まれる説」は本当なのか…基幹統計+独自調査でわかった「東北と九州」驚きの共通点
モテる男性ほど、女児をもうける率が高いという俗説がある。そんな投稿が反響を呼んだ独身研究家の荒川和久さんは「公的な調査はないが、いくつかのデータで類推することはできる」という――。 【図表】父親のモテ度別女児率 ■芸能人やお笑い芸人の子供は女児が多い? 「人は自分の見たいと欲する現実しか見ていない」 これは古代共和制ローマ末期の政治家であるユリウス・カエサルの有名な言葉です。それが事実かどうかよりも、人は信じたいものだけを信じる生き物なのです。 さて、もはや死語なのかもしれませんが「プレイボーイ」という言葉があります。多くの女性との浮き名を流し、女遊びなどを含めさんざん相手の女性を泣かせてきた男性などを指す言葉です。 そして、若い頃、そういう行動をとってきた男性に限って、自分の子どもになぜか女児ばかりが産まれるという俗説があります。具体的な名前をあげることは避けますが、芸能人やお笑い芸人などにおいても、思い当たる人が大勢でてくることでしょう。有名人ではなくても、自分の身近な知り合いの中にも「確かに」という人がいるかもしれません。なぜ、そんな説が言われるのでしょう? 先日、私のXでも同様の投稿を投げかけた際には、大きな反響がありました。 多かったのが、「因果応報説」です。因果応報とは、簡単に言えば、自らの行いは、善い行いをすれば善い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるという意味です。 ■「モテる男性ほどセックスが自分本位」説 多くの女性と恋愛をしても、最終的には一人を除いてお別れするパターンとなり、モテる男性であるがゆえに、自らがフる立場になることも多いでしょう。その中には「ワンナイトラブ」的なものも含まれますが、いずれにせよすべての別れが円満になるはずもなく、相手の女性に苦しい思いをさせたり、場合によっては修羅場を迎えるケースもあります。 しかし、そのような女性を傷つける行いは、自分が親となった際に、女児を授けられることで、自分の娘が同じような目に遭うかもしれないという苦しみを抱えることになります。つまり、自分が誰かに与えた苦しみは、違う形の苦しみとして返ってくるという意味での「因果応報」として女児が産まれてくるということです。 もうひとつは、「モテる男性ほどセックスが自分本位だから説」です。医学的に、女児が産まれるX染色体は酸性に強く、男児が産まれるY染色体はアルカリ性に強いといわれています。女性の膣内の酸性度は、通常は外からの雑菌を防ぐため酸性ですが、排卵日に近づくにつれてアルカリ性になり、また、セックス時にオーガズムを迎えた場合にもアルカリ性になると言われています。